Interview

支えられる側から支える側へ

安藤誠修

宮崎事務所

謙虚さと素直さ

私が信条としていることは謙虚さと素直さです。その2つのことはいままでも、これからも無くしたくないと思っています。

私はお客さまと向き合う接客業を経験してきた中で、数多くの失敗をしてきました。その失敗の多くはお客さまの気持ちに寄り添えていなかった自分自身に原因があると考えています。私が「したい」と思ったことは、必ずしもお客さま「してほしい」と望んでいることではなかったということ。だからこそ「お客さまがどう思うのか、どう感じるのか」ということを起点に考えることの大切さを失敗の度に痛感してきました。お客さまの数だけ、答えのかたちがあると考え、まずはお客さまの思いや期待を自分自身の中でイメージし、共感すること。そういった姿勢からはじめてお客さまへの仕事がはじまると私は信じています。

可能性に蓋をしない組織

新しいことをはじめたい。そんな思いをもとにパソコンスキルと簿記を職業訓練校で学びました。その後、税理士事務所での仕事体験を通じて、モノの提供ではなく人を通じたサービスを提供しているこの仕事に興味をもったことが、この業界を志望するきっかけとなりました。

その後、堤太郎税理士事務所(現税理士法人コンウェイ)の選考を進め、面接の場ではじめてオフィスに伺いました。そのオフィスで印象に残っていることは、コンウェイの社員の方々の働く姿勢です。緊張感、そして必死さがにじみ出ているオフィス内からは、お客さまと寄り添い、誇りをもって働いているプロの姿勢を垣間見ることができました。それと同時に、ここでプロになりたいと私が決意した瞬間でもありました。

その後、採用の連絡を頂くことができました。若くもなく未経験の私を採用するコンウェイの人の可能性に蓋をしない姿勢と懐の深さに感謝したことは、今でも忘れません。

奢らず、認め合う姿勢

業界未経験である私にできること。それは本当に限られていました。先輩から教わること一つ一つが新鮮であると同時に、そんな自分に丁寧に向き合ってもらえる姿勢にありがたいと思いました。その分はやく貢献したいという気持ちが日々芽生えますが、まずは業務を一つ一つ着実に覚え、知識をつけていく日々を過ごしています。

そういった中で代表から「この業界ではお客さまに先生と呼ばれることも多いとのことから、自分自身を勘違いしやすい職業であり、天狗にならないようそこだけは気を付けてほしい」といわれ、共感したことを今でも覚えています。
私が配属された課で開いて頂いた歓迎会の場で印象的な出来事がありました。その場にいない隣の課の方のことを褒めるシーンです。その自然な雰囲気の中での対話から、私は素直に他者を認め合う素敵なチームメンバー恵まれたなと思いました。

まだまだ、支えられる側の立場ではありますが、まずは、安藤さんが入社してよかった、安藤さんに相談できてよかったといわれるよう日々学び、そして頑張っていきます。

安藤誠修

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